エフセキュアには、メールに関して2つの機能があります。
その機能が動作した時に表示される画面について、解説をします。
エフセキュアには「メールをスキャンしてウイルスを取り除く」機能と、迷惑メール等を分類する「メールフィルタリング」機能があります。
それぞれの違いは以下となっています。
メールをスキャンしてウイルスを取り除く | 送受信時に、メールの中身や添付ファイルに対してスキャンを実施し、 ウイルスが含まれていないかチェックを行います。 |
メールフィルタリング | Outlookで送受信を行う際に、迷惑メールを判定し、 「ジャンクメール」や「フィッシングメール」フォルダに移動させます。 |
メール送受信時に、以下のような画面が表示されることがあります。
これはエフセキュアの「メールをスキャンしてウイルスを取り除く」機能が有効な場合で、ウイルスが見つかった場合や、スキャンに失敗した場合に表示されます。
「スキャンに失敗しました」の例で表示されることが多いですが、圧縮ファイルがメールに添付されていると、スキャンができないため上記画面が出ることがあります。
頻繁に表示するようであれば、「今後、このダイアログを表示しない」にチェックをいれて[閉じる]をしてください。
万一ウイルスが入っているメールを受信し、スキャンに失敗した圧縮ファイルを展開した場合でも、
圧縮ファイルを展開する際には、ウイルススキャンが動作してブロックしますのでご安心ください。
どのメールがスキャンされた結果なのかは、開始ポートの箇所に記載されているメールアドレスから判断をしてください。
受信したメールから、迷惑メール、詐欺メールと明らかなものをエフセキュアが判定して、
受信トレイに入らないよう、「ジャンクメール」、「フィッシングメール」に振り分ける機能が、メールフィルタリングの機能です。
同じような、「迷惑メール」フォルダもありますが、「迷惑メール」フォルダに振り分ける機能は、Outlookの機能です。
「ジャンクメール」および「フィッシングメール」に振り分けられたメールは、指定日数後(既定では7日)にフォルダを空にする設定があります。
その設定が有効の場合、以下のダイアログが表示されます。次回から表示させたくない場合は「この設定を保存する」にチェックをいれて、[はい]をクリックしてください。
自動的に削除させたくない場合は、以下画面から設定を外してください。
また、上記画面で、「ジャンクメール」や「フィッシングメール」に間違って振り分けられるメールがあった場合、
「送信者を許可」の項目から、除外設定することができます。
なお、「迷惑メール」フォルダに振り分けられたメールは、Outlookの機能によるもののため、Outlook側の設定で対象アドレスを許可する必要があります。